こんにちは、ノックです。
今日も一緒に英語を勉強していきましょう。
今日のテーマは「A.S.A.P」です。
この表現、見たことはありますか?
れっきとした英語の表現です。
メールやメモなど、書き言葉独特の表現だと思っている方もいるかもしれませんが、話し言葉としても使われます。
おしゃれな表現なので、ぜひ使ってみてください。
asapの意味
意味は「できるだけ早く」です。
これは「as soon as possible」の略で、各単語の頭文字をとった略語です。
日本語で言うところの「なるはや」にあたります。
「なるはや」は「なるべく早く」の略ですね。
asapの読み方
読み方ですが「エイ・エス・エイ・ピー」と読むのが一般的です。
話し言葉では「アサップ」「エイサップ」と発音します。
話し言葉でも「エイ・エス・エイ・ピー」という人もいますが、「アサップ」の方が早く言えるので、こちらを使う方が多いです。
文字の間の「.(カンマ)」はあってもなくてもどっちでもいいです。
書くときは大文字でも小文字でもどっちでもいいのですが、大文字で書いた方が小文字で書くよりも、より急いでいる印象を与えます。
実際に使ってみよう
こんな感じで、語尾に持ってくることが多いです。
このように相手にお願いするときだけではなく、自分が急ぐときにも使います。
使うときの注意点
実は、asapは略語ゆえに使い方を間違えると大変なことになることも……。
注意点をまとめました。
ビジネスでは「上から目線」な表現
asapはビジネスシーンでも使われますが、基本的にはカジュアルな表現です。
ビジネスシーンで使った場合、「とにかく急げ!!」という強烈な命令形になります。
そんな言葉を上司などの目上の人やお客様相手に使うと、激怒されかねません。
as soon as possibleと同じ意味なので、丁寧に使いたいときには略さずに使いましょう。
日本語だって上司相手に「書類のチェック、なるはやでお願いしまーす。」なんて言ったらだめですよね。
また、連発すると意味が弱くなってしまいます。
「あぁ、また言ってるよ。はいはい。(呆)」と言われてしまうので、ここぞ!というときに使いましょう。
本当に急いでいるときには使うべきではない?
急いでほしい時に使う表現ですが、忘れていけないのが「できるだけ」という点です。
asapでお願いしても「忙しかったので、まだです。すみません。(苦笑)」と言われることもあります。
ですが、「できるだけ早く」とお願いした手前、忙しかったと言われると強く出られませんね。
つまり、本当に急いでいるなら「今日中に」「明日の12時までに」という風に具体的な期限を設けるべき表現です。
命令形で、上司に使うと失礼になってしまう表現なのに、早さに関してはあいまいな表現だということです。
まとめ
今日のテーマは「A.S.A.P」でした。
いかがでしたか?
- カジュアルな表現だが、ビジネスシーンでも使える
- 上司やお客様相手に使ってはいけない
- ビジネスシーンで使うと強烈な命令形になる
- 「できるだけ早く」なので、本当に急いでいるときは締め切りを具体的に指示する
以上がポイントです。
この点に気を付ければ、とても使いやすい表現です。
ぜひ、メールなどで使ってみてくださいね。
では、また次回、お会いしましょう。