英語を勉強していてforとtoのイメージがなんとなく理解できない…といった方も多いのではないでしょうか?
そんな悩める方にコアイメージを使って一撃で理解しちゃいましょう!
まさに目から鱗の内容です。これさえ覚えれば前置詞forとtoをいつでもどこでも使うことが出来るようになりますよ!
コアイメージについては以下を参考にして下さい。
forのコアイメージ

forのコアイメージは到達する、向かっているです。
「え?toと同じじゃないの?」と思う方は少しお待ちください。
後述するtoとは少し違います。toは到達点を含んでいるのに対し、forは到達点を含みません。
この違いをはっきり意識しておきましょう。
「〜のために」だけではない!
みなさんはforと聞くとまず頭に思い浮かぶのが「〜のために」ではないでしょうか?
これは概ね正しいですが、それだけではforの理解は不十分です。
上の文章がもし「〜のために」と訳してしまうと、「私は見ている。スマートフォンの為に」となり意味がおかしくなってしまいますね。
なので先ほどのコアイメージを使うとこういう意味になります。
私はスマートフォンを探しています。
私が見ている目的はスマホで目線がスマホに向かっているイメージから 探しているになります。
向かっているのは東京です。ただし 目的地は含みません。着いたかどうかまでは関係ないんです。
あなたに向けた=あなたに意識・目線が向いているとなります。
対価・交換に派生した理由
そもそもなぜforは対価・交換に意味が派生したのでしょうか?
これは文章を見ると一発でわかります。
「〜のため」では意味がおかしくなりますよね。
なので上の文章は、 1000ドルで指輪を買った=1000ドルと交換という意味でforを使っています。
なかなか忙しくてペンを買いに行けない人の代わりに私がペンを買ってきたんです。
つまり、 あなたの代わりにという意味でforが使われているのです。
〜にしては
forの派生した意味として「〜にしては」というものがあります。
これはつまり、forの「向かう」イメージが、
↓
彼女の年齢に対して向かっている=範囲となるのです。
よく日本語でも「子供にしては老けてるよね〜」と言うと、子供と言う範囲内を想像しますよね。それと同じ考えです。
toのコアイメージ
toは到達するイメージです。

forと同じようにどちらも向かっている意味になりますが、toは 到達点を含みます。
この文章はすでに東京に到着しています。
toは距離がないと使えないと思いますがそんなことはありません。上の文章は距離関係ないですよね。
時刻でも使えるto
toの到達するイメージは時刻にも使えます。
5分の到達時刻は6時。
つまり、 6時の5分前=5時55分となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最後にもう一度まとめます。
- forは、向かっているが到達を含まない
- toは、向かっていて到着を含む
しっかりコアイメージを理解すると会話の幅がグンと広がると思います。
どんどん使っていきましょう!