ノックです。
- cook
- make
海外の方と料理をする時、なんとなく耳にすることがあるこの二つの単語。
皆さんもそんな経験があるのではないでしょうか。あるいはこれからそんな経験がやってくるかもしれません。
「あれ?前はmakeって言っていたのに今回はcookって言ってる…。」
いざそんな場面に出会った時に困って料理を失敗せぬよう、ここで二つの単語の違いについて一緒にみていきましょう!
「料理を作る」時に使われるmakeとcook
cookとmakeには「料理を作る」という意味があり英会話でもよく使われる表現ですが、これにはちょっとしたニュアンスの違いがあります。
cook
cookの原義は「加熱して料理する」になります。
ですので 熱を通して作った料理は基本的にcookを用いて表現します。
さっそく例文で確かめてみましょう。
私は明日の夜にビーフステーキを作る予定です。
私はハムのかたまりを5カップの水で1時間ゆでた。
という風になります。これは作ったもの(材料、食事、完成した料理のいずれでも良い)に応じて「 煮る、炊く、焼く」など様々な調理法に使えるためとても便利な単語ですね!
せっかくですのでここでcookを使った表現を少しだけ紹介したいと思います。
- cook up:〜を手早く料理する
- cook in water:水で煮る
- cook in oil:油で熱する
make
makeの原義は「あるものを別の形や状態にする」になります。
熱を通さず作ったものに対してよく使うことになります。
私はランチのためにいくつかサンドイッチを作った。
私は家族のためにスープを作った。
「あれ?スープって加熱するんだからcookじゃないの?」
と思いませんか?
そうなんです、
実はちょっとだけルールから外れるものたちがいます。
先ほど紹介したsoup. 実はこれ 例外的にmakeの仲間に入ります。
soupやteaといった液体のものは熱してはいるのですがmakeで表現しましょう。
私は自分で一杯の紅茶をいれた。
となります。
まだまだある料理の単語
さて、cookとmakeの違いもわかったところでもう少しだけ料理に関する単語をみてみましょう!
- prepare:食事の用意をする、加熱前の下ごしらえの状態の時はこの単語も使われます。作っているというよりかは準備している状態を強調するときに使えますね。
- dress:〜を(料理用に)整える、下ごしらえをする、料理を(ソースなどで)仕上げる といった意味があります。
油と酢でサラダの味付けをしていただけませんか?
fix:(〜のために)〜を用意する、作る というように誰かのために作るというニュアンスが込められています。
飲み物をあなたに作ってあげよう。
また、調理方法をさらに詳しく述べたいときは他の単語を使って説明することもできます。
grill:〜を網焼きにする(主にイギリスで使う)
私は焼いた肉が好きです。
broil:〜を焼き網、グリルを使って直火で焼く(主にアメリカで使う)
私は牛肉の切り身のあぶり焼きの方が好みです
roast:〜をオーブンまたは直火で焼く、あぶる、ローストする
さあシチメンチョウをオーブンで焼こう!
主にこの三つの単語は肉や魚などを焼く時に用いられることが多いです。
bake:(パン•魚など)を直火をあてずにオーブンでやく
焼きリンゴはお好きですか?
steam:〜を蒸気で料理する、蒸す、蒸す
20分間サツマイモをふかしてください
boil:茹でる、沸かす
彼は妹たちに卵を茹でてあげた。
fry:(肉、魚、野菜など)を油を使って加熱調理する
私はランチのために小さい魚をフライした。
deep-fry:揚げる
私の友達はジャガイモを揚げるのが好きだ。
shallow-fry:いためる
彼女はブロッコリーとごぼうが含まれた野菜を炒めた。
stew:〜を(とろ火で)トロトロ煮込む
このビーフシチューはいくらになりますか?
まとめ

いかがだったでしょうか。
料理をするといってもいろんな単語がありますね。
まずはあまり難しく考えず、cookとmakeを使うことから始めてみましょう!