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英語の発音改善に役立つアヒル口トレーニングとは?

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-スピーキング練習法, 発音

アヒル口というと、一時期若い女性の間で「アヒル口がかわいい!」という風潮があり、流行りとなりましたよね。

女性の方の中には、可愛さを作るために鏡の前で一生懸命アヒル口を作る練習をした方もいるのではないでしょうか。

しかし、そんなアヒル口の練習は、英語の発音改善、スピーキング力にも効果があるというのは知っていますか?

ネイティブが喋っている姿をよくよく観察すると、発声時に激しいアヒル口になっている瞬間が多くあります。

ネイティブが喋る時の口の動かし方を皆さんと一緒に分析し、発音改善に役立つアドバイスを載せていこうと思います!

日本語と英語の発音の違い

まずここで知っておかなければならないのは英語と日本語のそもそもの発音の違いです。

英語が日本語と違う点はどのような点なのか、改めて確認していきましょう。

子音が多く使われている

英語は子音を多く使っています。これはもう分かり切ったことだと思いますが、改めて確認すると日本語とこんなにも違うのかと驚かされます。

同じ文章を例にとって見てみましょう。

  • 私は窓からの景色を眺めている
  • I'm looking at the scenery from the window

こちらは同じ内容を意味する文章ですが、日本語をアルファベット化すると

watashihamadokaranokeshikiwonagameteiru

というように、子音がこんな短い文章に対して母音19個も入っています。

日本語は単体の文字1つに対して必ず母音が入りますね。

対して英語は、この文章1文を発音記号にして表してみると、

m ˈlʊkɪŋ æt ðə ˈsnəri frɒm ðə ˈwɪndəʊ

と、かたまりになっている母音のグループの数は12つしかないんです。

また、英語の発音でコツがいるのは子音の発音です。

日本語は「ka」「sha」のように子音には必ず母音がくっついてきますので短く発音する子音もお互い聞き取りやすいのですが、英語は比率的に子音が多く使われていて、その分子音同士の音が重なったりします。

例: strange person、ambitiousのように

この点、日本人にとっては馴染みのない音の出し方のため、難しいという認識ができてしまうのですね。

日本語は決まった発音があるのに対し、英語は不規則

日本語であいうえお表、そして「ちゃ」や「しゅ」なども含めた子音の数はおよそ23個あります。

数多いように思えますが、子音が文章の連なりによって音が違ってこないので、覚えやすいですよね。

それに対して英語は、同じ母音(s,k,tなど)でも出てくる時々で違う発音になったりします。例えば、

  • cake(ケーキ)
  • cease(消す)

この二つでは、同じように語頭に「c」が使われているのに、読み方は「ケイク」「スィーズ」と違う発音となるんです。

さらに、違う例をとっても

  • take(取る)
  • communication(コミュニケーション)

「take」で使われている「t」は「communication」の「t」と似ても似つかない発音ですよね。

このように、単語それぞれに特有の発音方法があるため、第二言語として英語を話そうとすると難しく感じるんですね。

ちなみに、英語をネイティブとして日本語を学ぶ人にとっては、漢字が難しいそうです。なぜなら、漢字そのものに規則的なルールがなく、漢字一文字一文字を学ばなければならないからです。

どちらも、一長一短ですね。全てが単純に規則化されている言語なんていうのはないんでしょう!(少なくとも英語の発音には複雑ですがルールはあるので、私たちはラッキーなほうです!)

音によって幅広い音の出し方をする

日本語はおおよそ全ての子音が同じ程度の強さを持ち、特に子音によって大きな幅のある息の使い方や口の大きさの違いなどはありませんが、英語はそうではありません。

母音をとっても、「u」は日本語の「う」より口を前に突き出した形になり、「ɑ」は日本語の「あ」よりもぐっと口を大きく開けて発音しなければ違うおとになってしまいます。

また、子音も「v」はほぼ口そのもののの形を変えずに歯を下唇にくっつけて声を響かせた音であるのに対し、shやwなどは口を大きく変形して音を出しますね。

このように、音によって幅広い口の使い方をするので、慣れないと難しいんです。

日本語は喉元を使うのに対し、英語はお腹の底から声を出す

上記で挙げたように、沢山の発音の種類があり、それぞれの発音によって口の形が大きく変わるという特徴に加え、英語はお腹の底から絞り出すように声を出します。

対して日本語は音の種類が限られて、それぞれの音に大きな違いがない+母音がついてくる言語ですので、近くの距離ではそこまで大きな声でしゃべらなくても伝わりますよね。

ですが英語は沢山の発音の種類があり、特に子音も重なるとそれぞれの音が聞きにくくなるので、日本語と比べるとお腹の底からしっかり声を出すようにできているのです。(それが英語という言語です!)

発音矯正に役立つ口の動かし方

さてここからは、英語でニュースキャスターが喋っている以下の動画を参考にしながら、どのように口を動かしているのかを一緒に分析していきましょう。

こちらの動画を流しながら、喋っている口元を観察しながら読んでいってくださいね。

口を大きく開ける

上記でも述べたように、英語を喋る人は大体口を大きく動かして喋ります。

母音も子音も、口を小さくすぼめて出す音中くらいのもの大きく使うものと色々ありますので、中途半端な動きをすると相手に伝わらなくなってしまいます

みなさんも、発音記号をマスターして、それぞれの発音にメリハリを付けて喋ることで、ネイティブの発音に一歩近づくことができます。

発音記号についての記事はこちら↓↓↓

英語は俺が倒す
https://eigo-knockout.com/consonant/
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英語はとにかく腹式呼吸

上にも書きましたが、英語の発音をマスターするなら腹式呼吸ができなければいけません。

腹式呼吸で出す音は、日本語とはまた違った声になります。

腹式呼吸は、歌を歌う人が習得する発声法であるように、腹式呼吸をマスターすると体全体から歌うように響かせて伝わるキレイな声になります。

女性でいうと、腹式呼吸による喋り方をすることによって、声の質が低く太くなり、セクシーな感じになります。恥ずかしいと思わず、正しい発声法なので、「セクシーめに声を出す」ことを心掛けて練習してみましょう!

ちなみに、発音改善する方法としてオススメなのが洋楽を歌う練習をするということです。

この方法はカラオケなどで練習することができるのですが、英語の発声で基本となっているこの腹式呼吸も歌とあわせて自然に学ぶことができるので、ぜひ皆さんに取り組んでみてほしいです。

何でもすきなひとつの洋楽を完璧に歌えるようになったら、あなたの英語発音は全体的にぐんとよくなりますからね。

口を大きく開けるから眉毛も動く

動画でのニュースキャスターを観察すると、口だけでなく眉毛もちょこちょこ動いているのが分かりますでしょうか。

これはアイコンタクトの意味もあるのですが、このようにしばしば動く理由としては、やはり口全体を大きく使う発声をしているから。

また、以下で紹介するアヒル口を作る時にも眉尻や目じりがしばしば上がってしまうようです。

ですので、逆をいうと、顔の筋肉を大きく使って声を出すとキレイな発音になるということですね。

アヒル口を作る

さて、今回のテーマとなっているアヒル口に関してなのですが、ニュースキャスターをよくよく観察すると、アヒル口になっているシーンが多いですよね。

これは、英語の発音にはアヒル口を作らなければいけない発音が多いからです。

  • u
  • o
  • ch
  • sh
  • cial
  • p
  • wh
  • or

このニュース動画で聞こえただけでも上記のように沢山あります。(もちろんこれだけではありません。)

日本語を喋る際に、これほどまで強くアヒル口を作る瞬間ってあまりないですよね。

また、ネイティブの口の使い方を見ると、以下の図のように口角は絞られているのに唇の4隅はしっかりと形を作っていて、強めのアヒル口になっているイメージがありませんか?

このように、強く絞られたアヒル口を作る筋肉を鍛えることも、英語の発音上達のカギになります。

アヒル口を作る顔の筋トレ―アヒル口体操

以下の動画は、英語の発音における「アヒル口」の提唱者でもある、発音矯正のスペシャリスト富田大輔さんによる動画です。

ネイティブに近い発音をするにあたり、アヒル口トレーニングの練習の仕方を紹介してくれています。

富田さんの発音する「McDonald」の発音は素晴らしいですね!

日本人の骨格で、ネイティブらしく発音するためのアヒル口とはどんなものなのか、よく分かる動画ですので、チェックしていましょう!

アヒル口の作り方をまとめると、

  • 口に力を入れて口角を引き締める。
  • 「アヒル」のような形意識して唇は前に突き出す。
  • その形を維持したまま口をすぼめる

そしてこの口の形を作るトレーニング方法は

  • 広げて、すぼめてを何度も繰り返す

これを10往復程すればいいそうです。

これを実践することで、顔に力が入ってたるみ防止だとか小顔効果もありそうですね。

普段のルーティンに取り入れてみても損はなさそうです。

この練習により、口角に力が入りやすくなり、英語を喋る早いペースの時にも使えるようになります。そうして、先ほどに挙げた

  • u
  • o
  • ch
  • sh
  • cial
  • p
  • wh
  • or

などの発音がうまくできるようになるんですね。

富田さんの書いたアヒル口に関する著書がこちら。

気になる方は画像をクリックしてチェックしてみてくださいね。

アヒル口練習

アヒル口を作るタイミングというのは、さきも言ったように

  • u
  • o
  • ch
  • sh
  • cial
  • p
  • wh
  • or

など特別な母音・子音に特に強い形を作ることになりますね。

こんな感じで、アヒル口を作る音を多く取り込んだ例文を以下にまとめていますので、アヒル口を意識しながら読む練習をしてみましょう!

Whatの「Wh」の部分、そして「stupid」の「u」の部分で意識してアヒル口を作ってみましょう。

「Your」の「our」部分、そして「special」の「cial」にアヒル口が使われていますね。

「look」も、口の内部では大きく空洞を作りながら口元はアヒル口を作れば、一層発音が良く聞こえます、

「down」をいう時、「o」→「w」の部分で自然にアヒル口に流れてくるので、そこも注意して発音してみましょう!

また、「r」にもアヒル口を適用するといっそう発音良くなるのでやってみましょう。

これはアヒル関連の例文ですね。

「A duck」まではアヒル口を適用することはありません。「was quacking」の時にアヒル口を使ってみましょう。キレイに聞こえます。

以上を含めて締めの例文!

アヒル口を注意するポイントとしては赤文字に色づけたところになります。

You should do "duck-mouth" training to make your English pronunciation sound better.

どうでしょう、アヒル口を作る練習をしてから英語を読んでみると、発音が良くなったのを感じることができましたか?

まとめ

いかがでしたか。英語の発音において、アヒル口が大切だなんて思ったことがなかった人が大半なのではないでしょうか?

どの分野も、奥を突き詰めると新しい概念が出てきて面白いですね。

ここで紹介した発音改善の情報が、いつか実際に実践できる日がくればいいなと思っています。

この記事で学んだことを活かして、キレイな発音を手に入れて下さいね!

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