日本はオリンピック開催に向けてどんどん外国人の姿が増えてきました。
オリンピックで国際化が加速するとともに、今日本では英語の使える人材の確保が各企業で大きな課題となっています。
このような時代の流れに合わせて、英語のスキルを持った貴重な人材の一人にならないといけません。
なぜなら、これまで英語が重要視されていなかった仕事の数々においても、英語の必要性が高まってきているからです。
今回は、これからの時代における転職・就職活動に英語が必要な裏付けとして、近年日本で英語の必要性が高まってきた仕事8種類を紹介していきましょう。
これからの時代に英語は必須!
これからの時代は英語が大変重要な時代です。
インターネットビジネスのシステムが整っていなかった今までの時代は、英語というスキルがなくても、日本人を対象としてビジネスをするため、特に困ったことは起こりませんでした。
しかし、最近は日本国内のビジネス競争がヒートアップし、 低価格路線で戦うことになってきました。
このように低価格でいい質のものを提供することが当たり前になった今の時代は、たとえ小売りのビジネスでも、まだビジネスチャンスのある海外の市場をターゲットするようになりました。
こうして、いまでは一般的な日本の企業、さらには個人に至ってもeBayやアマゾン.comなどで世界を相手にモノを売っている時代です。
このようなビジネスの国際化はこの分野だけに限らず、さまざまな業種で英語のスキルを持った人材を欲するようになってきました。
実際に社会人として働いている皆さん、そこのあなたも、英語の大切さに気付き始めているのでしょう。
こんな国際化の進んだ時代は、 英語+αのスキルさえあれば、海外で働くのも夢ではありません。
IT企業
IT関連の仕事は色々な種類がありますね。ゲームクリエイター、Web制作関連のプログラマー、システムエンジニア、SEOのプロなどなど…。
就職活動においても、稼げるとあって昔から変わらぬ人気を誇ってきたIT業界。
しかし、IT業界では避けて通れないコンピューター言語は全て英語を基軸として作られているのを知っているでしょうか?
以下が、プログラム言語の一例です。
アルファベットが連なっていますね…。
そう、この業界に入るには、ある程度の英語の知識があることが大前提となっています。
また、最近の日本国内のビジネス全体における風潮ですが、日本国内だけでなく世界を相手にして取引を行う会社が増えてきたため、Webやシステムの制作に関しても「英語」が関わることが増えてきます。
さらに、自分のIT系会社も海外の企業のプログラム制作に関わることもあります。
そういった意味で、とくに最近は英語が使える人材が重宝されています。
Youtuber
ユーチューバーは、最近の小学生がなりたい 職業ランキングで急浮上している職業の一つだそうですね。
この統計は、日本FP協会が主催した、第11回「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」の応募時の調査結果によるものだそうで、最近の小学生に認知されている人気の職業を直に反映しています。
実際にYoutubeだけで生計をたてているYoutuberは、私が知っている限りでも沢山います。
そんなYoutuberですが、多くのファンを付けようと思ったら、自分の配信している動画を英語に訳して、世界中の人に見てもらう必要があります。
この英語翻訳問題はYoutuberにとって意外と大きな問題のようで、よくクラウドソーシングサイトで配信動画の翻訳を頼んでいるYoutuberさんを見かけます。
このように、自分の力で生きていけるYoutuberになるためには、あらかじめ英語を習得しておくことが大きなアドバンテージになるのです。
マスコミ業界
マスコミ業界でも、時代の国際化とともに英語のできる人材の確保に余念がありません。
かの有名な「日本経済新聞」の就職試験は以下のようになるそうです。
筆記試験 日経TEST準拠問題、英語、作文
1次審査 個人面接
2次審査 個人面接
3次審査 面接
ほか会社の中には数学や国語の試験を入れているところがぼちぼち見られますが、どの会社もこぞって採用しているのが英語の筆記試験ですね。
英語はあらゆる言語からの情報収集が命であるマスコミ業界にとって、必須の科目のようです。
商社
商社は大手になればなるほど、海外に事業展開をしている会社が多く、海外赴任の機会も多いジャンルの業種になります。
あらゆる市場において日本の競合会社が増えてきた今、英語を使えるということは大きなアピール材料となることでしょう。
また、商社の中でも総務課や人事課などのように、必ずしも英語が必要でない部署もあります。
活動的にガンガンセールスしていきたいという思いを持って商社に応募する場合は、英語をしっかり身に着けておきましょう。
パティシエ
日本の女の子の中で、「将来なりたい職業ランキング」で度々名の上がる パティシエ。
お菓子を作る仕事なんだから、英語は必要ないんじゃないかという人は、それこそ「甘い」ですよ!
有名なレストランや洋菓子店でスキルの要求されるオシャレなお菓子を作ることが夢だとするなら、英語の必要性が高まります。
有名なレストランであれば、日本人だけでなく海外から来たパティシエたちと、協力して働く機会があるでしょう。
また、高いスキルを目指して海外にパティシエ留学に行く機会に恵まれるかもしれませんね。
そんな時に、英語が喋れなければ学ぶことができるでしょうか?他のパティシエたちと、情報交換ができますか?
ということで、 パティシエを目指すにあたっても英語が必要、という結論になります。
イラストレーター
イラストレーターは、専属の会社がなく フリーで活躍しているイラストレーターさんが多いですね。
フリーで活動する業種は特に、やっているうちに英語の必要性に気づいていきます。
最近はメルカリやミンネ、そしてランサーズやクラウドワークスのように個人が自分のスキルや商品を売ることができる体制が世界的に発展してきています。
そんなに沢山の市場があるのに、日本だけで活動していては損ではないですか?
当然、海外の市場に出品したければ、英語は必須になります。
ホテルスタッフ
ホテルスタッフは多くの就職口があるゆえ、多くの人が働く業種の一つです。
ご存知の通り、有名ホテルというのは様々な国籍の人が滞在したり、パーティを開いたり、様々なイベントを行う場所です。
最高級のサービスを売りにするホテルは、海外のお客様も不便なくスムーズに案内できる、英語の堪能なスタッフを求めています。
さらに、ホテルスタッフとしての経験があれば、仕事関係のビザが取りやすく、海外のホテルでも働きやすいという隠れたメリットもあります。
海外で働く経験をしてみたい人は、ホテルスタッフもおすすめですよ。
自営業
/>
自営業を営んで生活していこうと思ったら、英語の必要性に迫られる瞬間が必ずやってきます。
というのも、上記で書いた通り日本では今格安競争がヒートアップしており、個人で事業をはじめサービスを売りに行こうと思ったら、最初から世界的な市場をターゲットすることが必須になることでしょう。
また、事業を開拓して生計を立てる自営業では、情報収集が成功のカギを握っています。
自営業にも様々な種類があるので、一概に英語が必要とはいえませんが、多くの場合、英語が使えることがメリットになることが多いです。
まとめ
いかがでしょうか?
国際化が色濃く根付いてきな日本の景色は、私たち個人ひとりひとりが社会に対してとるべきアクションも変えてしまうのですね。
変わっていく時代に対応できるスキル、つまり英語を身につけることが、これからは大切になっていきます。