こんにちは、ノックです。
「英語の勉強をしたいけど、教科書や参考書を読むのは好きじゃない……。」
そんなわがままな方はいませんか?
気持ちはわかります。(笑)
そんなあなたに、おすすめの勉強法をお教えしましょう!
「 英語のレシピで料理をする」のです。
知っている料理なら、単語の意味も予想しながら「なんとなく」で読めるので、スラスラ読めて楽しいですよ。
料理の腕も上がって一石二鳥!
レシピ独特の言い回しがわかれば、本場の味を再現することもできるかも!?
英語を勉強したいあなたも、料理の勉強がしたいあなたも必見です。
一緒に英語のレシピの読み方を勉強していきましょう。
レシピを使うメリット
まず、英語のレシピを教材にするメリットですが、「文の作りが簡単である」ということに尽きます。
文はすべて、「○○を××する」という書き方なので、作りが簡単で短いものが多いのです。
文が短く簡単なつくりということは、英文に慣れていない人でも読みやすいということです。
初心者でも、気軽に英語に触れられる良い教材というわけです。
実際のレシピはこんな感じです。
Cut potatoes into large chunks.
ジャガイモを、大きめの乱切りにする。
Combine eggs and sugar in large bowl.
大きなボウルで卵と砂糖を混ぜる。
Preheat oven to 180℃.
オーブンを180℃に予熱する。
これなら、何となく読めそうな気がしますよね。
英語のレシピと日本語レシピの違い
英語で書かれたレシピを日本語に訳すとき、気を付ける点がいくつかあります。
次のことを頭に入れて、読みましょう。
材料リストの書き順が違う
日本語では食材名、量の順に書かれていますが、英語では逆に量、食材名の順でリストになっていることがあります。
1 tablespoon Sugar
砂糖 大さじ1
計量カップの大きさが違う
英語圏の計量カップは日本のものと大きさが違います。
日本の1カップは200mlですが、 アメリカでは240mlです。
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダでは250mlです。
国によっても量に差があるので、必ずどこの国のレシピなのか確認しましょう。
これを知らないと残念なお味になること間違いなしです。
気を付けましょうね!
ちなみに、計量カップの大きさは違いますが、計量スプーンの大きさは日本と同じです。
単位が違う
英語圏のレシピでは重さの単位が違います。
日本でおなじみのg(グラム)は英語圏のレシピでは使われません。
日本人向けにレシピを英訳しているサイトでは、gで書いてくれているところもありますが、本場のレシピを訳すなら慣れるまで電卓必須ですね。
1lb(パウンド)=16oz(オンス)=454g
1oz(オンス)=28g
lbでパウンドと読みます。
手書きのレシピでは「#」と書いてあることもあります。
英語圏のレシピでは温度の単位も違います。
オーブン料理や揚げ物などの温度設定は、日本では摂氏(℃)ですが、英語圏では華氏(℉)です。
求め方の計算式はあるのですが、料理に使われる温度は限られているので一覧にしました。
- 350℉=177℃(一般的なオーブン料理、揚げ物、焼き菓子など)
- 375℉=191℃(高温のオーブン料理)
- 425℉=218℃(ピザ、パンを焼くとき)
- 118℉=48℃(パンの発酵など)
- 80~90℉=27~32℃(チョコレートを溶かす時)
- 32℉=0℃
- 212℉=100℃
参考にしてください。
レシピでよく見るフレーズ
それでは、レシピでよく見るフレーズ集です。
分量編
- teaspoon=tsp=小さじ
- tablespoon=tbs=大さじ
大さじ、小さじは略して書かれることが多いので略し方も覚えましょう。
- a pinch=ひとつまみ
- a dash=ひとふり
- a lot of ○○=たくさんの○○=○○をたっぷりと
食材の大きさを指定するときには
- small=小さい
- medium=中くらいの
- large=大きい
を使います。
1 medium Carrot
中くらいの大きさの人参 1本
下ごしらえ編
- peel=皮をむく
- chop=切る、乱切り
- chop coarsely=ざく切り
- chop finely=細切り
- mince=みじん切り
- slice=薄切り
- bite-size=一口大に切る
- grate=すりおろす
- mash=すりつぶす
- defrost=解凍する
- preheat=オーブンを予熱する
- heat=フライパンなどを温める
調理編
- fry=炒める、(少ない油で)揚げる
- deep-fry=(たっぷりの油で)揚げる
fryは野菜炒めやチャーハン、deep-fryは唐揚げやてんぷらを作るときに使います。
- boil=ゆでる
- simmer=弱火で煮る
- stew=煮込む
- saute=フライパンで焼く、ソテーする
- roast=オーブンで焼く
- grill=(オーブングリルで)直火で焼く
- bake=パンやケーキを焼く
- steam=蒸す
まだまだたくさんありますが、ここにあるフレーズを覚えれば、大抵のレシピは読めるはずです。
You Tubeには英語レシピの動画がたくさん上がっています。
こんなものもありましたよ。
‘https://www.youtube.com/watch?v=1sBXsyUGY4A’
こんな感じで、なんとなくで読めてしまうのが、英語のレシピのいいところです。
まとめ

いかがでしたか?
レシピの読み方を覚えると、料理の幅が広がるだけでなく、その国の文化に触れられた気がして楽しいですよね。
まずはカレーライスや卵焼きなど、誰でも知っているレシピを英語で見てみてください。
英語独特の書き方に慣れていきましょう。
YouTuberになった気分で、ぶっつけ本番で料理をしてみるのも楽しいかもしれません。
英語上達の近道は、少しずつでも毎日英語に触れることです。
料理で楽しみながら、英語と仲良くなってください。
それでは、またお会いしましょう。