ノックです。
みなさんは 「動名詞」って聞いたことありますか?
「動詞と名詞が合体したものでしょ?」と思った方。
惜しい!少し違うんですよね。
ということで今回は 動名詞について見ていきたいと思います。
動名詞ってなんなの?
動名詞とは一体なんなのでしょうか?
動名詞は「動詞と名詞の性質を合わせ持った単語」です。
動詞+名詞だから動名詞。読んで字のごとくとはまさにこのこと。上手い表現ですね。
もっと具体的にいうと、 動詞の原形にingが付いたものです。
はい。
ここで気づいた方は鋭いです。
以前書いた現在分詞がing形でしたね。
動名詞のingと現在分詞のingは少し意味合いが異なることに注意です。
動名詞の意味は「〜すること」
現在分詞のingは用法が多いですが、主に「〜している」といった、今現在進行している意味合いが強かったですよね。
対する動名詞の意味は、 〜することとなります。
- 動詞 = 〜するような動き
- 名詞 = 人や物などの名前
この二つが合わさると 「〜すること」という風に表すことができるようになります。
動名詞は主語になることができる万能選手
動名詞は「名詞」というだけあって主役的な立場でもあります。
よって 主語や目的語、補語になることができる万能選手なんです!
sleeping 寝ること
reading 読むこと
このように文頭に動詞にingを付けて文頭に置けば完成! 簡単ですね♪
では実際に動名詞を使ってみましょう。
この動名詞も用法がいくつかあります。
- 主語としての使い方
- 目的語としての使い方
今回は上記の2つの使い方を見ていきます。
動名詞を「主語」として使う
まずは動名詞を主語として使ってみます。
Sleeping is my motive.
寝ることは私の生きがいです。
動名詞である「Sleeping」が「寝ること」として主語になることが出来ました!
これが 主語としての動名詞の使い方です。
動名詞を「補語」として使う
次は補語の動名詞の使い方です。
補語がわからない方は以下の記事が参考になります。
まずは以下の文を見てください。
My reason to live is Speaking friends.
私の生きがいは友達と話すことです。
覚えてほしいのが、この文は 第二文型にあたるということです。
第二文型のSVCについては以下の記事が参考になります。
- my reason to live = S(主語)
- is = V(動詞)
- Speakng friends = C(補語)
「友達と話すこと」と、補語として動名詞を使っていることがわかります。
動名詞を「目的語」として使う
次は目的語の動名詞です。
I like eating a lot of steaks.
私はステーキをたくさん食べることが好きです。
目的語として「eating」を使ってみました。「食べること」になりましたね。
「私はステーキ屋にしょっちゅう行きます。」つまり、 習慣化しています。
〜すること = 習慣化している行為
このニュアンスをしっかり理解して下さいね。
まとめ

いかがでしたか?
今回は動名詞について紹介していきました。
では最後に動名詞についてまとめます。
- 意味は「〜すること」
- 主語、目的語、補語になれる
- 習慣的な行為
こんな動名詞ですが、to不定詞と似ていて非常に紛らわしい用法の違いがあります。