2020年の東京オリンピック開催に向けて、日本はますます外国人でにぎわってきました。
そんな日本の国際化に影響されて、初心者でも英語熱が生まれてきた人は多いのではないでしょうか?
- 初心者だけど、一番効率のいい方法で英語を習得したい!
- 初心者に良い英語勉強方法って何?
そんな悩める英語初心者の皆様のため、この記事を制作しました!
初心者であることのメリットに目を向けよ
英語を習ったのは、学生の時に軽くやったっきりで、今は完全に忘れてしまった。
そんなあなたはゼロの状態から英語の勉強を始めなければなりません。
まったくの白紙の状態です。
ですが、初心者であるからこそのメリットもあることに目を向けましょう。
まずは、自分が初心者であると自覚しているからこそ、のんびり勉強せずベストを尽くし、少しでも上級に近づくように努力することでしょう。
今まで出遅れてきた分を、少しでも早く取り戻すために、自由な時間を削っても、一生懸命やる覚悟があるからこそ、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?
ポイント
初心者と自覚している人のやる気はアツい!
また、英語を勉強してから長~い時間が経過して、完全に英語の世界から離れた経験があるからこそ、
中程度の知識を持ち、下手な英語発音が体に染み込んでしまっている人よりも、発音がより良くなるチャンスがあります。
もうスペルを見ても、どう発音するかも分からない人ほど、今英語に関しては「赤ちゃん」のような状態です。
赤ちゃんは英語を聞けば聞くほどよく学び、発音も完璧に覚え、どんどん自分のものにしていきますよね?
英語を効率の良い正しい方法で学べば、素晴らしい発音を手に入れることができるチャンスなんです。
ポイント
大きなブランクがあるからこそ発音改善のチャンス!?
初心者が絶対にしてはいけない勉強方法
では、初心者にオススメできない勉強方法とはどんなものなのでしょうか?
正しい勉強方法を語る前に、「絶対にNG」なものから紹介していきましょう。
心して読んで下さいね!
聞き流し教材
聞き流し教材のコマーシャルでは、半年前はまったく聞いても分からなかった状態だったのに、「ただ聞き流していただけで」喋れるようになったという主張をよく見ますね。
しかし、 そんなに人生簡単じゃないです。
英語が全く分からないひとが○○ラーニングを聞き流しても、何にも入ってきません。
たしかに、英語圏の人達は幼いころから多くの英語をききながら英語を習っていきますね。
しかし英語圏の子供が会話の中で英語を自然に習っていくことができる理由は、その場の状況や相手とのインターアクションの中で感情のやり取りがあるからであって、何の感情も、ジェスチャーも表情もその場の状況も見れない状態の聞き流し教材は何のベースもない初心者が聞いても 全く意味がありません。
海外留学
時間的にも金銭的にも余裕がある人は、海外留学を視野に入れて勉強方法を考えるかもしれませんね。
日本語を使う環境から離れ、しばらく英語環境に身を置けば、英語が自然に身につくのではないか?
しかし、その考え方は「甘ーい!」と一喝入れちゃいましょう。
数字の数え方も分からないくらいの初心者が海外留学に行ったとしても、何にも得られません。
常識的に考えましょう。海外に行って誰かの発言を聞いても、あなたが英語のいろはも分からない状態であったらその英語が身になることはありません。
上記で紹介した 「聞き流し教材」と同じですね!
対面式英会話スクール
対面式の英会話教室は高額ですし、「場所」に行くのにも、先生と「時間」を合わせるのにも個人的な時間を沢山投資してやっと1レッスンが達成できるという仕組みですね。
しかし、皆さん、初心者が英語ペラペラの先生を前にして言えることは限られていますよ。
何も分からず、結局「Yes、Yes」と相槌を打ちながら気まずい思いをするのが目に見えているではないですか。
たしかに、アウトプットの経験は大切ですが、初心者の時点で皆さんの貴重なお金と時間を投資ほどの価値はないと思います。
もっと効率の良い英語の勉強方法に力を注いで欲しいものです。
初心者におすすめの勉強方法
では、初心者にとって最も効率の良い勉強方法とは何でしょうか?
ノックは自分が初心者だったからこそ、できる話があります。
初心者から中級者への道のりを経験して、振り返ってみると、沢山の失敗をして効率の良い勉強方法を見出すに至りました。
これからスタートダッシュを切るとあって、やる気に燃えている皆さんには、ぜひ一番の近道を紹介したいと思う次第です。
一日20単語暗記勉強法
さて、初心者の皆さんがまず目を向けなければいけない問題が、「 語彙力」です。
初心者の皆さんにとっては、目の前に山積みになっている単語を一つ一つ覚えていくのが、大きな課題となることでしょう。
というのも、目指すところのTOEIC800点レベルを例にとると、その点数にたどり着くまでの単語数は約8000語~9000語。
いかに単語を地道に覚えていく作業が長く続くか想像できますでしょうか。途方に暮れてしまいます。
私の経験からすると、勉強量のボリューム的には文法より単語のほうが圧倒的に多く、 継続が大切だと考えます。
ということで、初心者から始める皆さんは、将来単語でつまづかないように1日20語と決め計画的に覚えていくことをオススメします。
リピーティング
初心者の皆さんは、より「キレイな発音を手に入れることができる」チャンスがあると言いました。
そのために必要なトレーニングがこの「 リピーティング」。
これは、リスニング教材に手が伸びるレベルになったら早速始めてほしいトレーニングです。
これはリスニング音源を聴き、その英語をただ繰り返すだけ。
それによって、スピーキング能力やリスニング能力がぐんぐん伸びていきます。
すでにリピーティングについて書いた記事があるので、詳しくはそちらを参考にしましょう。
薄めの文法書を購入し1日のノルマを決めて進める
語彙、リスニング(スピーキング)とお話ししましたが、文法に関しては、「薄めの文法書」から始めるのがノック流のオススメ勉強法。
それも、中学1年生用の初歩的なものをまず選びましょう。大人であればだれでも知っているような常識的な内容なので、うっすらと覚えているのではないでしょうか?
独学だと、 モチベーション維持が大きな課題となります。
そのため、1日のうちにノルマを決め、そのノルマをいかに継続的に続けていくかが独学による英語学習成功のカギとなります。
ですので、薄めの文法書で終わりが目の前に見えるようにしながら、
「この文法書を終わらせれば、中学生1年生の英語は完璧!」というように、目の前に小さなゴールを設定し、段階を踏んで自分の成長を喜べるようなやり方であるという意味で、この方法をオススメします。
オンライン英会話
「えっ、さっき英会話スクールはダメっていったじゃん!という皆様。」
対面式の英会話教室はオススメしませんが、 「オンライン英会話」は非常にオススメです。
というのは、最近のオンライン英会話は月々5000円台のものが続々と登場し、毎日〇分ずつといった設定で、日々継続して英語に触れる機会が作れます。
さらに、時間や場所を選ばずに手軽にできるので、自分の時間を大いに犠牲して行うものではありません。
さきほど言ったように、自分流で独学の英語学習をする人にとっては、継続するエネルギーとなるモチベーション維持が大きな課題となります。
オンライン英会話のように手軽な方法で、英語環境に毎日身を染めて、英語で言いたいことが伝わらない「もどかしい」「歯がゆい」経験をすることによって、
英語学習に対する意欲はぐんと上がっていきます。
そう考えれば、 月謝以上の価値があるとノックは考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語初心者にとってスタートダッシュは今後の成果を左右するものなので、非常に大切です。
ぜひこの機会に、効率の良い英語勉強方法を覚えて帰ってくださいね。