英語学習で大変な分野ランキング第一位!ともいえるであろう 英単語。
大変な理由は何といってもその数の多さです。
このように莫大な数を持つ英単語に立ち向かうには、 自分に合った英単語の覚え方をマスターするのが一番です。
自分が最も楽で、短い時間を使って沢山覚えることができる方法を模索しましょう。
シンプルに覚えていくという作業でも、英単語の覚え方は色々ありますからね。
一回覚えるときに派生語や対義語まで含めて完璧に覚える人もいれば、一回覚えるときにあまりプレッシャーを感じることなく、眺めるくらいで何回も、何十回も同じ単語を見て徐々に覚えていく人もいます。
ともあれ、自分に合った方法が一番です。
今回の記事では、このサイトにて紹介したたくさんの英単語の覚え方を一挙にご紹介します!
僕が紹介する多様な種類の覚え方の中から、自分に一番しっくりくるものに出会えることを祈っています。
では早速いってみましょう!
ノートや紙にひたすら書いて覚える

ん?一見「フツー」に聞こえるこの オーソドックスなやり方。
今まで学校で単語を覚える時に、このように何度も何度も 書いて 覚えてきましたね。
なんとなく進んでいるのか覚えているのか分からずもどかしかったこの方法こそが 王道なのかもしれません。
英語学習が発展してくるとともに、単語はイヤホンで聞いて本を眺めるというスタイルが主流になり、ひとつひとつ書き下すスタイルはマイナーになってきています。
ただ、英語を書くということは、耳で聞いて、目で眺めるだけでなく、自分で実際にペンを持ち、動作しながら覚えている。加えて、納得しながら一語一語じっくり時間をかけて覚えているということになります。
だからこそ、一回一回覚えるときにより記憶に深く刻まれることで、 遠回りに見えても実は効率のいい方法なんですね。
この方法で英単語を覚えると、一日に覚えられる英単語の数が20~30語と少なめな見積りになりますが、よりしっかりじっくり覚えられるんです。
- 「同じ単語を何回も学習したくない」
- 「一回覚えるとき完全に覚えたい」
- 「覚えていることを確認・納得しながら進めたい」
というスタイルの方はこの方法がオススメです。
スマホでスキマ時間に勉強出来る「金のフレーズ」の記事もおすすめです↓
Google画像検索を使って視覚的に覚える
これは「この英単語、何度見ても聞いても覚えられないんだよなぁ〜」
そんな時にオススメの英単語を覚える方法です。
以下にその手順を説明していきますね。
どうしても覚えられない単語があるとします。
- encourage
Googleの画像検索で「encourage 意味」と調べると、ご覧の通り。

AさんがBさんを「 励ましている」姿のイラストが出てきました。
単語が「どうしても覚えられない」時、どうして覚えられないかというと、その単語がイメージしきれていないんですね。
そんな時には、画像検索でイメージを「 無理やりにでも」視覚的に記憶に焼き付けることによって、より強いインパクトを脳に与えることができます。
ネイティブスピーカーは赤ちゃんのころから、この単語はこういう意味と、その時その時のシーンや使われるシチュエーションで覚えていきますよね。
こうして画像検索を活用することにより、より 自然に近い覚え方で記憶することができます。
画像をみながら、覚えられなかった単語を叫んでみましょう。
「エンカレッジ!(encourage)」
そうすると、多くの感覚神経(口、耳、目)を使って覚えるので、とても効率的なのです。
順序だてて「日本語訳」を覚える
「英語脳を鍛える」といって英語を英語のまま理解しなければならないという風潮が溢れかえっている昨今です。
でもね、俺たちは日本人。所詮英語は第2言語ですから!英単語を覚えるトリガーにするのは日本語でしかないんですよ。
日本語をないがしろにして英語を制することはできないんだー!というモットーを背景にした覚え方です。
長文読解を制する方法として最近は「英語の文章はいちいち日本語に訳している時間はない。英語として読まないとダメだ。」というアドバイスであふれかえっています。
だから、
「英語、英語、日本語見ちゃだめだ。英語は英語として覚えないと…。」
と変にプレッシャーを受けて
- モチベーションが下がる
- 英語が嫌いになる
- 圧迫感を感じる
といった形でむしろ効率の悪い「マインドセット」になってしまっている人が沢山います。
そんな方は、いったん初心に立ち返ってみましょう。
私たちは、 日本人。
英語は 第二言語として学習しています。
ネイティブスピーカーのように、英語環境で生まれ育ち、英語環境で息を引き取るわけではありません。
だからこそ、私たちは私たちなりに 相応のレベルを目指す。(少なくとも、ペラペラになったらどうする、とかは後々考えることで、今は日本人が第二言語として学ぶ最適の方法を選ぶ)
ということです。
だからこそ、余計なプレッシャーを受ける必要はありません。
無理に英語を英語として覚えるのではなく、単語帳などに記載されている日本語訳を先に見てしまう。
そして、日本語訳から浮かぶイメージを思い浮かべる。
*日本語訳が「車」だったら

を思い浮かべる。
そして最後に 英単語を見るといった形です。
*覚えるべき英単語は「car」。そうか、「車」を英語でいうと「car」なんだな。
そうすることで、日本語と英語を思考やイメージでより強くつなぐことができ、日本人として「 楽な」覚え方ができるのです。
この覚え方についてはこちらの記事で詳しく書いています。↓
ぜひ確認してくださいね!
書いて覚えない
先ほどは、「書いて覚える英単語暗記法」を紹介しました。
- 「書いて覚えるのはちょっと…。英単語帳のページを左手で書くってダルい!」
- 「ペンやノートを用意するのもめんどくさいし。」
- 「一回一回完璧に覚えなければいけないのは、ちょっとプレッシャーが大きい」
- 「同じ単語を何回も繰り返してもいいから、もう少し一回一回の圧迫感が少ないのがいい」
そんな文句がある方は、希望がない・・・のではありません!
そんな方は、別の方法で英単語を覚えればいいのです。
書いて覚えない単語学習法もあります。
それは、
1秒1単語法です!
これはどういうことかというと、
この動画を見てもらった方がわかりやすいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=ZZ9dOUvQVIk
単語を眺めて、訳をみる。
これを繰り返していくことで、一回勉強するときに多くの単語に出会うことができます。
もちろん、書いて覚える学習法に比べたら、一回につきその単語の記憶は浅めですが、これを次の日にまた、次の日にもう一度という風に、 何度も何度も繰り返すことで、その単語に関する記憶は徐々に深くなっていきます。
また、一回勉強するときに、単語帳と赤シートだけ用意すればできるっていうところもお手軽ですし、流れるようにただ眺めていくだけなので、「勉強しなきゃ…。」という負担が減ります。
日常で忙しく、頭を使って疲れるのを避けたい方は、これが もっとも効率的な記憶方法だと思います。
ちなみに、この方法は筆者本人も納得し、実践している方法ですので、もっとオススメしたい一品です(笑)
この覚え方について詳しく書いてあるものはこちら↓
ぜひチェックしてみて下さい!
語源を意識しながら覚える
英単語を覚えるときに、語源を意識したことがありますか?
少し新しい切り口の、 ユニークな単語学習法をご紹介します。
英単語を分解してみると、
というふうになります。
例えば、「offer」の単語一つをとっても、違う2種類の語源で構成されているのが分かります。
offer | ob | fer | | 〜の方へ、運ぶ
—– | — | — | | ——-
このように、この単語に使われている2つの「ob」「fer」はそれぞれ独特の意味があり、「~の方へ」+「運ぶ」という語源が組み合わさっていまの「 提供する」という意味を成しているんです。
insist | in | sist | | ~の上に、立つ
—— | — | —- | | ——-
おなじみの「 insist」でさえも、このように2つの意味が組み合わさって現在の1つの単語になっているんですね。
だからこそ、
「increase」「decrease」という単語は対義語ですが、「in」の部分が「~の上に」何だとしたら、「de」は「~の下に」という語源を持つんだな…。
と 語源を意識しながら英単語を覚えていけば、いつか何となく「この単語はこういうイメージ」と予測がつくときがやってきます。
そのようにして、知らない単語にであっても何となく意味を予測できるようになったとしたら、 長文読解などですごく役に立つこと間違いなしです。
また、語根に意味があることを理解できるので、 スペルミスが減るというメリットもあります。
今まで意識してなかった語源にも、ちょっと気を配って学ぶだけで、記憶のスピードや効率が違ってくるのではないでしょうか?
この覚え方について詳しく書いてあるものはこちら↓
語根の表などもあるので、この覚え方に興味がある方にとっては役に立つと思います。
まとめ
いかがでしたか?
自分に合った英単語の記憶方法には出会えましたでしょうか?
筆者ノックも、ここで様々な英単語の学習方法を紹介しましたが、まだまだ探索中です。
自分に合った学習法の模索というのは、正解がない分、果てしなく続きます。
皆さんも、試行錯誤しながら、ぜひ自分に合った自分ならではの学習法を見つけてほしいなと願っています。
今回もご購読ありがとうございました。