ノックです。
「〜すること」の使い方でto不定詞と動名詞をどっちを使えばいいかわからない・・・。
そういった方が多いと思います。
そこで今回は、
to不定詞と動名詞の使い分けについて見ていきたいと思います!
to不定詞ってなに?
to不定詞とは、 to+動詞の原形です。
詳しくto不定詞の説明をする前に、そもそも 「不定詞」ってなんなんでしょうか?
Wikiによると、
不定詞(ふていし)とは、動詞を起源とする、名詞、形容詞、副詞など他の品詞の働きをする準動詞の一種。活用せずに主語の人称、単数、複数などに「限定」されないことから不定詞という。現代の多くの言語で動詞の辞書の見出しの語形として使われる。
引用: 不定詞 – Wikipedia
限定されない=何も定まらない=不定詞というんですね。
ちなみに英語でいうと、Infinitives(無限な)という意味で使われます。
余談ですが、
よくワイドショーやニュースで「住所不定無職」とか言いますよね。言い換えればあの人たちは住む場所は無限にあるってことなんでしょうね(笑)
to不定詞は主語が変わっても影響を受けない
to不定詞は主語に影響されません。
主語がどんなに変わろうが不定詞はそのままです。
Iでもheでもweでもtheyでもto不定詞は to+動詞の原形なんです。
不定詞の3用法
ではその不定詞にはどんなものがあるのか?
- 名詞的用法
- 形容詞的用法
- 副詞的用法
があります。
用法の詳しい解説はまた次回書いていきたいと思います。
to不定詞の使い方
先ほども話したように、to不定詞の使い方は 動詞の先頭にToをつけるだけです。
ね?
簡単でしょ?
実際にやってみます。
To play するため
To sleep 寝るため
To provide 提供するため
こんな感じです。
ここで重要になってくるのが toのイメージです。
toのイメージ
上の例文は、 対象に向かって矢印が向いている状態です。
→ play
こんな感じです。
toは以前書いた記事でも紹介しました。
なのでさっきの文は、
- To play 〜する動作に気持ちを向けている
- To sleep 寝る動作に気持ちを向けている
- To provide 提供する動作に気持ちを向けている
とイメージすることができますね。
to不定詞と動名詞の使い分け
to不定詞と動名詞。
この似て非なる2つの違いは一体なんだと思いますか?
ちなみに動名詞についてはこちらの記事を参照して下さい。
to不定詞と動名詞の2つは イメージの違いがあります。
-
to不定詞 → 動作に向かう、未来っぽい
-
動名詞 → 今は動作中、現在かちょい過去
この違いを意識して下さい。

まずはto不定詞から。
He stopped to smoke,
彼はタバコを吸うために立ち止まった。
矢印であるtoがsmokeに向いていますね。 これからタバコを吸うので立ち止まりました。未来を感じることができれば完璧です。
次に動名詞。
He stopped smoking.
彼はタバコを吸うのを止めた。
この場合は、タバコを吸うのを丁度止めたか、ちょっと前に止めた感じですね。
どうでしょう?
こうして見ると2つの違いがけっこうイメージしやすいと思います。
まとめ

いかがでしたか?
今回はto不定詞と動名詞の使い分けについて見ていきました。
何度も言いますが、
この2つの大きな違いは イメージです。
ここを意識して色んな例文を作って覚えて下さいね!
ではまた。