伸び悩む英会話力…。
英会話って、実際にどうやって伸ばせばいいんでしょう?
英語環境に身を置いていない限り、直接実力に繋がる練習方法も思いつかないし、どうすればいいのー!?
でも、ペラペラ英語を喋る人の姿に憧れて、英語を勉強しようと思った人が多いのではないでしょうか?
勉強のモチベーション、さらには目的・目標にもなっている「英会話」力をつけたい!
そんなあなたにおすすめしたいのが「英語でひとりごと」を言うクセをつける練習方法です!
「英語で独り言を言う」ってどういうこと?
英語を勉強している人にとって一番のテーマとなっているのがこの「英会話」ですよね。
例えば語彙能力であれば単語帳を使って勉強する方法を知っていますし、文法問題だって文法の問題集を買ってひたすら解き続ければ上達します。
全ては時間の問題ですよね。
しかし、英会話は違います。
英語の勉強は継続して頑張っているものの、日本で普通に過ごしていたら、習った英語をアウトプットする機会がないので、伸びているのか実感できないのが英会話です。
そんな英会話、伸びた!と実感しながら伸ばす方法はないのか?
色んなところに足を運んだり、お金を払ったりせずに、自分でできる範囲内で英語環境を作りたい!という思いを叶えるのが、この「英語でひとりごと」トレーニング方法なんです。
独り言についてwikiで調べてみました。
独り言(ひとりごと)とは、会話の相手が存在しないにもかかわらず、発声を伴う言語を口にする行為、およびつぶやかれる「ことば」である。
ふむふむ。
簡単に言うと「一人で声を出すこと」なんですね。
つまり、独り言というのはアウトプットを無限に行える技術ということになりますね。
会社(学校)から帰ってきて、課題ややることも終わってお風呂に入ってゆっくりするタイミングで、「英語のひとりごと」を始めます。
このようなちょっとしたスキマ時間が、英会話の練習時間に早変わり!
毎日続けることで習った英語をアウトプットする機会が増え、ふと気づいたときにひとりごとでもスラスラ英語を言えている自分に気づき、成長を実感しながら英会話の練習をすることができるんです。
「英語でひとりごと」を実践する上での注意点
日本語でただひたすらに独り言を言っている人がいたら、
「何この人、ヘンな人…」
「あの人には、近づかない方がいいよ」
といわれてしまいそうですが、きちんとした目的をもって、自ら進んでクセをつけるためにひとりごとを言うのであれば、理にかなってますよね。
でも、周りはそんな状況を知らないので、あくまでも周りに人がいない時に行うようにしましょう。
もちろん、電車のスキマ時間を使って行うのは…NGです。
先ほども言ったように、お風呂に入る時が一番のおすすめ。今日の自己反省、そして明日の予定などを英語でいうことで、今日の自分の行いや明日の予定を振り返ることができ、一石二鳥ですね。
「英語でひとりごと」の方法
さて本題。
この「英語で独り言」をこれからやってみようと思います。
そのキッカケを与えてくれた動画がコレです。
画像をクリック↓↓↓

この人は「アツ」さんと言います。英語が凄くて、TOEICで990点取ったとか。
いつかは俺もこんな風にペラペラになれるんだろうか。。と、不安になってしまうくらいです。
この方が説く「英語のひとりごと」とはどのようなものなのか?以下に動画の内容を要約して皆さんにお伝えしていきますね。
- 将来の計画
- これから10分後にすること
- どうして自分がこういう行動をしたのか
- 何かの方法(例:TOEICでの時間分割の方法など)
などなど、なんでもいいので「説明する」トピックを見つけてひとりごとで「説明」をするのが効果的な方法なんです。
説明をすることで、トピックについてどんどん掘り下げて話をすることができます。また、相手に向かって話しかけている状態ではないので、自分が言いたいことを全て言うことができます。
- 難しい単語を無理やり使える
- 間違えても言い直すことができる
また、相手がいないことで説明したいだけ、言いたいことを言いたいだけ話すことができます。
相手のペースに合わせて、あるいは相手の興味のあることにフォーカスして話したりなど、「気疲れ」する要素が減るので、極限まで負担を軽くしてスピーキングを練習することができるのです。
英語で独り言をするメリット
このトレーニング方法にはメリットが沢山。どんなメリットがあるのかをまとめてみました。
お金がかからない
英会話スクールに通うのには、意外と高額なお金がかかりますよね。
この「ひとりごと」トレーニングの良いところは、お金が一切かからないというところです。
いつでもできる
周りに人がいない状況であれば、いつでもどこでもやることができます。
英会話スクールからオンライン英会話まで、どんなに現代人の都合に合わせた英会話サービスでも、やはり時間の制約はかかってきます。
どんなに短いスキマ時間でも、成長に繋がる練習ができるのはすごくいいですよね。
自分のペースでできる
英会話スクールだとか、英会話喫茶、どんなところでも先生あるいは同じレッスンを受ける生徒のペースに合わせないといけません。
この「英語でひとりごと」トレーニングでは、一切他人のペースが介入することなく、自分のペースでスピーキング練習をすることができます。
自分が話を止めて考えたければそうすることもできるし、話を一気に進めて早口で話したいときはそうすることもできます。
言葉のキャッチボールがない分効率的にスピーキング練習ができる
なぜこの方法がスピーキング能力向上に効果的なのかというと、会話のキャッチボールに気を使わなくていいからです。
他人と会話のキャッチボールをする中で、話を遮られることもあれば、相手との共通点を中心的に、自分の言いたいことが言えないというデメリットがあります。
その点、ひとりごとでは話の方向性を全て自分で決定することができるので、スムーズにスピーチできるようになるという点では非常に効果的です。
間違えても何度も言い直しができる
会話のペースだとか、考えてる時間気まずくなるあのシーンとした沈黙の時間を考えなくていいので、あえて難しい言葉を使ってもいいし、難しい言葉を使って間違えた時には、言い直しても構わないのです。
【ノック流】英語で独り言の具体的なルール
ノックもこのトレーニング方法に共感したため、実は最近しばらく続けてやっています。
おかげさまで、簡単な文章であればサラサラといえるようになり、少しずつ効果を実感しています。
やっているうちに自分なりに続けられるようなルールができてきたので、皆さんとシェアしたいと思います。
【その1】わからなかったらGoogleなどで調べる
例えば日本語では簡単に言えることが、
英語では
「あれ?これってなんて言えばいいんだろう?」となる時があります。
こんな時にそのままにせず翻訳などを使って絶対に調べて納得するようにします。
こうすることで記憶の定着率を上げます。
「まあいいや〜」とそのままにするのは英語を覚えてることになりませんからね。
【その2】一日10センテンスは言う
ただ漠然と「いつどこでも英語で独り言しよう」にしてしまうのは自分にはまだ早そうなレベルです。
また、何か新しい習慣をつけようと思ったら、思うように身につかないのが現実です。
まずは、実生活で負担を感じないように、また毎日目標を定め、目標をクリアしたという達成感をかんじることができるように、一日の目標を 一日10センテンスと設定しました。慣れてきたら少しづつセンテンスを増やしていく予定です。
【その3】外にいる時も超小声でやっている
電車の中だとか、公共の場にいる時にも、時々この「ひとりごとトレーニング」をやりたくなることがあります。
そういう時は周りに人がいるからとやめてしまわずに、ごーくごく小さな声で言うことにしています。
思い立った時には、そのやる気を失わないようにしたいと思うし、そんなときに英語の文章を即座に作れる練習をしたいという思いからこんな感じになってます。
具体的なやり方を紹介
では具体的なやり方を見ていきましょう。
まず独り言を言う時にに必要なのは 相手です。
最初に架空の相手を一人登場させましょう。この時、自分が一番親しい間柄の人だとイメージしやすいです。
事前準備(Iphoneの場合)
- 言語を英語設定にしておく
- 音声入力をオンにしておく
1.スマホを用意
2.Google翻訳にアクセス
Google翻訳のページにアクセスして下さい。
3.相方に質問させる

ここで先ほど登場させた架空の相手に質問させます。
例えば、上記の画像の場合は、
と聞いています。
これを英語でいうと、
となります。
この英文を何度も復唱して記憶に定着させます。
この時いくつかポイントがあります。
無理して自分が知っている英単語で話さない
自分が知っている単語というのは、大体デタラメで間違っていることが多いです。
この練習法はあくまで 正しい英文を覚えるためのものです。
あやふやでわからない文章は翻訳を使って正しい英文に直してから覚えましょう。
音声入力を使うと圧倒的に楽
音声入力を使うこと文字入力の時間が短縮されて楽ちんです。
声に出すだけで勉強の意欲も湧きます^ ^
4.発音が合っているかSiriで確認する

先ほど何度も復唱した英文をSiriに話しかけます。
まったく同じ英文が表示されたら発音は合っています。間違っていたら同じ英文になるまで何度も話しかけて下さい(笑)
Siriは発音には厳しいので良い練習になります。
Siriの練習方法については以下の記事も参考になります。
4.自分が答える

今度は先ほどの質問に自分が答える番です。
上記画像の場合は、
と答えています。これを英語に訳すと、
となります。
ここでもしっかり復唱して英文を頭に染み込ませます。
5.同じようにSiriで発音チェックする

先ほどの問いの英文と同じようにSiriに向かって話しかけます。
1〜5の工程を繰り返す
以上の工程を会話のパターンを変えながら繰り返します。
質問と答えのセット=会話のキャッチボールの練習をすることができるというわけです。
この練習法は 一気にスピーキング力が身につくので非常におすすめです。みなさんも是非やってみて下さい。
まとめ
この方法で1年も続けていたら、きっと「アツ」さんのペラペラ度に一歩近づくことができるのではないでしょうか?
これからも継続して頑張っていきます。
皆さんもぜひ実践してみてくださいね!