ノックです。
分詞構文・・・。
日本語って小難しい言い回しにしますよね。
「構文」って文字が出てきた時点でもう嫌!って人多いのではないでしょうか?笑
ということで今回は分詞構文のお話。
分詞構文の作り方を解説していきます!
そもそも分詞構文とは?
そもそも英語の分詞構文とはどのようなことなんでしょうか?
Wikiによると、
分詞構文(ぶんしこうぶん)とは、分詞が導く副詞句が、文全体を修飾し、結果として副詞節の代用をしたり、文を簡略化する構文のことをいう。
引用: 分詞構文 – Wikipedia
と書いてあります。
ん〜、余計わからん(笑)
簡単に言うと、
分詞構文というのは、 接続詞 + 主語 + 動詞を一発で表すことが出来るショートカットキーみたいなものだということです。
これはどういうことか?
わかりやすい例でいうと、
Seeing = When I saw.
といった具合になります。Seeing一つでまとめて使えるわけです。
分詞構文の作り方
まずはこの例文を見て下さい。
When I came home, I was very tired.
次に実際に作ってみましょう。
非常に簡単です。
作り方はこうです。
- 接続詞を消す
- 主語を消す or 残す
- 主語と時制をチェックする
接続詞を消す
上の例文はwhenが接続詞ですよね。
これを消します。
I came home, I was very tired.
こうなりました。
主語を消す or 残す
主語が二つありますよね。
2つの主語の属性をチェックします。
どっちも「 I」 です。
なので次のルールを適用しましょう。
- 主語が同じ → 最初の主語を消す
- 主語が違う → 残す
上の例文の場合はどちらも主語がIと同じなので最初の「I」だけ消します。
came home, I was very tired.
接続詞と主語が消えましたね。
動詞の時制をチェックする
cameとwasという二つの動詞はどちらも過去形ですね。
ならばこのルールを適用しましょう。
- 動詞の時制が同じ → 動詞にingを付ける
- 動詞の時制が違う → 動詞をhavingにする
時制が同じなので動詞 + ing = comingにしてしまいます。
これも最初の文だけです。
出来上がった文がこちらです。
Coming home, I was very tired.
このingは。
進行形とはまったく関係ありませんので悪しからず。
分詞構文の最大ポイントは、
文頭がingから始まるってことです。
これは大原則です。
分詞構文の注意点
主語が違う場合
では次は2つの文で主語が違うバージョン見ていきましょうか。
Because it was Sunday, the shops were all closed.
まずは接続詞を消しますのでBecauseが消えます。
次に主語のチェック。
主語はitとthe shops。単数形と複数形で違います。
これどうするんでしたっけ?
そうです。
主語が違う場合は主語を残すのでしたよね。
つまり主語はそのまま。
最後に時制のチェック。
wasとwereなので同じですね。be動詞であるwasに、be + ingを付けてbeingになります。
これで出来上がりです。
It being Sunday, the shops were all closed.
ちなみに、主語が違って時制が同じバージョンは 独立分詞構文といいます。
時制が違う場合
最後は時制が違うバージョンを見ていきましょう。
例文いきます。
Because I had read the novel, I already knew the ending of the movie.
いつもの作業をします。
接続詞消します。
主語同じで最初のIだけ消します。
ここまではOK。
さて時制のチェック。
had readとknewなので、過去分詞と過去形で時制が違う!
過去分詞についてはこちらを参照してください。
えーと、
確か時制が違う場合は動詞をhavingにするんでしたよね?
had → havingに変えます。
出来上がった文がこちら。
Having read the novel, I already knew the ending of the movie.
となりました。
まとめ

いかがでしたか?
分詞構文もやってみればちゃんとルールがあってそんなに難しくないことがわかりましたね。
巷ではそんなに人気がない分詞構文。でもたまにTOEICで出くわすので覚えておいて損はないです。
しっかり理解しましょうね!
ではまた。