ノックです。
さて今回は、
英語のリダクションについて解説したいと思います!
英語のリダクションってなに?
そもそも英語のリダクションとはなんでしょうか?
本来ある音が発音されない、脱落または弱化する現象をリダクション(reduction)と呼びます。
音が消えることをリダクションというわけですね。
以前の記事で紹介したリエゾンとちょっと似ていますよね。
大事なのでしっかり覚えていきましょう!
リダクションが起こる例文
ではどういう文章だとリダクションが起こるのか見ていきたいと思います。
get down → ゲッダウン
kitten → キッン
good day → グッデイ
とたくさんあります。
「こんなに多くて覚えられないよ〜」
「なんか法則ないの?」
と聞こえてきそうです。
はい。
法則あります!
それは、、
リダクションが起こる法則
このリダクションが起こる法則はどんなものがあるのか紹介します。
1.破裂音は弱まる
破裂音というのは、
p b t d k gです。
子音の数としては6個です。
この破裂音が語尾にくると、
あら不思議。
手品のごとく 消えます
例えば、
ウェイカッ
これは普通に言うと、「ウェイク アップ」ですがpが消えて「ウェイカッ」となります。
他には、
ゲラウッ
これも普通に言うと、「ゲットアウト」ですがtが消えて「ゲラウッ」となります。
ほんと不思議ですね。
2.同じ子音は連続しない
同じ子音とは、
アッタイ
みたいな感じです。tが連続してるでしょ?
読み方は、 「アットタイムス」じゃなくて「アッタイムス」となります。この場合「t」が連続しているので二つ目を発音します。
二つ目?って思った方。
鋭いです!
上の例文の場合は二つ目の「t」を発音します。
でも言葉の「間」はそのままにします。
つまり、一つ目を発音せずに「間」にしてあたかも発音してるかのように振る舞うんですね。
これが 「ネイティブ流、音の省エネ」です。
そう!
ネイティブは面倒臭がりなんです(笑)
まとめ

いかがでしたか?
リダクション=音の消失の意味が理解できましたでしょうか。
英語は結局のところ「慣れ」です。
英語の音声を聞いて真似していけば自然と口が覚えるようになるものです。
ではまた。