どもノックです。
英語は勉強した後からどんどん忘れていきます。ではどうすればいいか?
それは復習を必ずすることです。
これは一体どういうことでしょうか?理由を詳しく解説していきます。
復習で記憶定着させることを裏付ける研究があった
19世紀、ドイツにて、心理学者の「Hermann Ebbinghaus」という学者が記憶定着のカギが復習であるということを裏付ける研修を行いました。
その研究内容はというと、特に関連性のない子音と母音の組み合わせである文字列(例:LIVやSUK)などを暗記するのに、一定の時間を置いて復習するとどの程度思い出せるかということを実験したものです。
すると、このような事実が判明したそう。
- 学習直後に覚えている率は 100%
- 20分後には 58%。42%はもう忘れている
- 1時間後には 44%
- 1日後には 26%
- 1か月後は 21%
このように、綺麗な弧を描いて忘れてっているのが分かりますね。
これを、忘れそうな頃に復習をすることで、その落ち幅を緩やかにすることができるんです。
- 1回も復習しなかった場合
- 忘れそうな頃に 1回復習した場合
- 忘れそうな頃を見計らって違うタイミングで 2回復習した場合
回数が多ければ多いほど、曲線の落ち幅が緩やかになります。
勉強をただがむしゃらにやるだけでは時間とともに忘れていくだけなんですね。
ちゃんと復習をしないと、自分のものにならないんです。
復習しないと時間がムダになる
前に勉強した単語をもうすっかり忘れてる〜!
こんなことを思ったのは1回、2回ではありません。
そんなんじゃ時間の無駄使いなんですよ。イカンですな。
なぜ英語の復習が大事なのかというと、
覚えたそばから忘れていくので時間の無駄になるからです!(大事なことなので2回言いました。)
だって考えてみてください。
我々は人生の大切で膨大な時間を英語に費やしているんです。
忘れてしまったら、その英語を覚えた時間が全部意味がなかったことになるんです。
これはすごく勿体ないことです。
復習をすっ飛ばしてしまう理由
英語を勉強しよう!とやる気があるのはいいものの、
どんどん学習内容も発展させたい、はやく成長したい、という気持ちが先走ってしまい、焦る気持ちのせいで一般的な学習者は復習をスキップしがちです。
勉強のメカニズムをよく知っている人でなければ、(とくに独学で頑張っている人は特に)
復習に力を入れるのを忘れてしまいがちです。
また、一回勉強したところをまた繰り返してやるのって、結構ストレスなんですよね。
忘れた部分と向き合い、また覚え直さなきゃいけないですしね。
そんなこんなで、復習をすっ飛ばしてきた皆さん。ぜひ、今後の学習計画を見直しましょう。
英語の復習の具体的なやり方
具体的なやり方を紹介します。
それは、
- 朝に昨日やった単語の復習と新しい単語を覚える
- 夜に今日覚えたところと昨日までの単語をサラッと復習
これだけです。
この方法で、自然と復習を兼ねて新しい語を覚えられる流れになりますね。
このように、復習を習慣化し、復習を学習のルーティンに組み込んでしまう発想です。
復習を復習だと思ってやる負担も減り、気も楽になるはずです。
まとめ
忘れる=覚えていない
何度も何度も読んで自分でスピーキングすることで色んな視点から覚えられるようになります。
これ本当に大事です。
みなさんも意識してみて下さいね。