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【長文読解もラクラク!】スラッシュリーディングのメリット・デメリットを解説

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-リーディング, 文法

スラッシュリーディングをやってみた

ノックです。

皆さん、スラッシュリーディングって聞いたことありますか?

英語の長文読解問題などで役に立つ、英文解釈の方法です。

実際に高校生が英語のテストなどで速読スピードを高めるためによく実践していますね。

今回は、そのスラッシュリーディングについてご紹介します。

それではいってみましょう!

スラッシュリーディングってなに?

そもそもスラッシュリーディングとはなんなんでしょうか?

スラッシュリーディングとは、英語の文章を読むときに、読みやすいよう単語あるいは節ごとに区切って読んでいく読解法です。

日本語と英語の語順が全く違うため、このように区切って読むことでそれぞれの節や単語が文章でどのように働くのかを理解することが容易になります。読解スピードを上げるためには非常に効果的なメソッドです。

スラッシュを「意味のまとまり」ごとに引き、そのまとまりごとに訳していくというのが一般的な方法です。

私たちが彼の部屋の中へ来た(入った)時、彼はラーメンを食べていた。

このように、語順はバラバラでも、きちんと並べ替えれば意味を成すことが分りますね。

スラッシュリーディングでスムーズに意味を汲んでいくコツは、

ツッコミ

です。

この文章でいうと、初めから訳す時に

  • 彼は / 食べていた / → 何を? → ラーメンを /
  • 彼は / 食べていた / ラーメンを / ~時 / → どんな時? → / 私たちが / 来た /
  • / 私たちが / 来た /(~時)→ どこへ? → / 彼の部屋の中へ

と、意味が出てきた順にどんどん

ツッコミ

をして解釈していきます。

こうすることで、その時々で足りない情報を自然に頭の中で整理することができて、長い文章の解釈に混乱せず、読解のスピードが上がるのです。

「誰が」「何をした」→「どこで?」「いつ?」「何を?」「何に?」「何のために?」というように、後に続く内容を予想しながら読むクセをつけましょう。

スラッシュはどうやって入れる?

スラッシュ(/)を引くタイミングや位置は、特に決まりがありません

意味のかたまりというのは大きなものもあれば、その大きなかたまりの中に小さな意味のかたまりもあります。

ですので、自分で読みやすくなり、理解が早くなる範囲であれば、どこにひいても構いません。

例えば、このような文章があったとします。

(昨日の大雪で全ての列車がキャンセルとなった。私はそのことをあなたに電話で知らせようとしましたが、その時電波もなかったんです。ミーティングに参加できなかったのはそれが理由です。)

スラッシュを細かく区切りながら読む人は、このような分け方をします。

対して、スラッシュリーディングになれており、大体の意味のかたまりやまとまりが分かるひとは、以下のような分け方をします。

スラッシュリーディング」というのは立派に聞こえはしますが、そもそも「個人が読みやすいようにスラッシュを引いて読んでいきましょうね」といった作業のみを指して読んでいる語句ですので、厳格なルールがあるわけではありません

この「スラッシュリーディング」を試してみて、逆に文章がゴタゴタして読みにくければやらなくてもいいですし、やってみて読みやすければ次のテストで使ってみればいいですしね。

なので、自分が分かりやすいと思う節や意味のかたまりごとにスラッシュを引いていけばいいのです

スラッシュリーディングのメリット

まずは英語と日本語の語順の違いを説明します。

みなさんご存知かと思いますが、英語と日本語の語順ってまったく違います。

1.読解力が向上する

先ほども書いた通り、英語の語順のまま流れるように理解することができるので、読解スピードがぐんと上がります。

また、意味のかたまりでスラッシュを引くことにより、まとまりはどこからどこかと、理論的に理解していく癖がつくので、一度にとらえられる意味のかたまりがどんどん大きくなり、それが読解スピードだけでなく、全般的な読解力向上にもつながります。

初めはスラッシュを入れるタイミングなどで混乱し、スラッシュを入れることだけにに気を取られてしまうので、なかなか上手くいかないかもしれません。

ですが、スラッシュの入れ方のルールに慣れ、頭からスムーズに読めるようになると、文章を行ったり来たりしながら迷うことがないので、さらに読むスピードが上がるというメリットがあります。

2.リスニング力が向上する

英語のリスニング能力とはつまり、英語を「たった1回聞くだけ」で理解できるようになる能力です。その上で、「英語を語順のまま理解できるようになる」ことは非常に重要です。

スラッシュリーディングを実践することで、知らず知らずのうちに英語の語順に慣れていき、英語を語順通りに理解できるようになる能力が高まります。

スラッシュリーディングを実践してしばらく経ってから、あらためてリスニングに取り組んでみて下さい。英語の聞こえ方の違いに自分でも驚くかもしれません。

3.スピーキング、ライティング力も向上する

語順通りに理解できるようになるということは、自分で英作文をする時にもその身に染みついた語順が応用できるということです。

「どこに?」「何を?」とツッコミながら読解していく中で、自然とこの品詞が来た後はこれが来る!というのが何となく理解できるようになっていきます。

スピーキングやライティングなど自分で英作文をする時にその訓練が功を奏します。

スラッシュリーディングのデメリット

日本語の語順にするデメリット
対して、スラッシュリーディングに関して反対の声を上げる英語教員も沢山います。

スラッシュリーディングは、元はと言えば通訳者や翻訳者がやる通訳/翻訳テクニックです。

つまりどういうことかというと、常に日本語に変換して理解することを前提にしている読解方法なのです。

また、意味のかたまりでスラッシュを引くことにより、まとまりはどこからどこかと、理論的に理解していく癖が付くことをメリットとして挙げましたが、これに関しては賛否両論です。

もちろん皆さんも知っている通り、英語のネイティブスピーカーはいちいち

彼は食べた → なにを? どこで?

という風にツッコミながら英語を読んでいるわけではありません。

私たちが日本語の文章を自然に読んでいくのと同じように、英語のネイティブスピーカーも(本当の意味での)語順通りスラスラと読んでいるのです。

こういったことから、スラッシュリーディングというその場しのぎの方法を教授してしまうことで、学習者に変なクセを与えてしまい、いつまでも日本語思考から抜け出せなくなってしまうという事態を防ぐために、最初から教えないという指導者も沢山います

スラッシュリーディングは便利でしっかりと効果のある読解方法ですが、実践していく中でこのような注意事項を頭の片隅に入れておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

長文読解もスラッシュリーディングを使えば読解方法もいつも以上に高得点が狙えるかもしれませんね。

スラッシュリーディングの読解力が上がる仕組みや注意事項を理解した上で、英語学習にうまく役立ててほしいなと思います。

では本日もご購読ありがとうございました!

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