ノックです。
現在分詞というのは、 動詞の語尾にingがついたものです。
watchingとか、eatingみたいな感じです。
この現在分詞。実は、3つの便利な使い方ができるんです!
たった3つですから覚えるのも簡単です。ではこれからその3つを見ていきますよー
現在分詞の使い方その1 進行形
現在分詞の進行形というのは、 〜している状態で表されます。
例文いきます。
I am watching TV now.
私は今テレビを見ている。
「見る」という動詞watchにingを付けて「見ている」となりました。
これだけです。
簡単でしょ?
ここでポイントが一つあります。
時制を意識する
進行形のingは時制のbe動詞が 必ず必要ってことです。
この時制は6種類あります。
ちょっとザックリですが紹介します。
- am → 現在進行形
- was → 過去進行形
- will be → 未来進行形
- have + been → 現在完了の進行形
- had + been → 過去完了の進行形
- will have + been → 未来完了の進行形
ここでこれから注意して見てほしいポイントがあります。
それは、
6パターンあるといっても 変わるのは時制だけで現在分詞はingのままということです。
これも簡単ですね。

未来の進行形で作ってみます。
He will be sleeping on the bed tommorow this time tomorrow.
彼は明日この時間にベッドで寝ているだろう。
考え方としては、
- 「will be」と「this time tomorrow」で「未来の出来事だよ」と意味付
- sleepingで「寝ている」という状態を付ける
基本的な考え方は他の5パターンも同じです。例えば、過去完了にしたいならbe動詞を「had been」にして過去にまつわる英単語「last」や「yesterday」などの副詞を入れちゃえばOKです。
こんな感じになります。
I had been crying until my father came home yesterday.
オレは父が昨日家に帰ってくるまで泣いていた。
このように、時制をしっかり意識することで簡単に英文が作れます。
進行形の使い方その2 形容詞
動詞のまがい物である現在分詞。
なんと 形容詞的な使い方も出来てしまいいます。
忘れちゃいけない点が2つあります!
形容詞は名詞を修飾するってことと、 1語なら名詞の前、2語以上なら名詞の後ろに付くということです。
ではその2点を意識して例文を見てください。
I saw a person sleeping on the street.
私は道の上で寝ている人を見た。
名詞はpersonです。
形容詞句がsleeping on the streetです。
名詞句について詳しくはこちらも参考になります。
補語にもなる
みなさん覚えてますか?
基本文型の補語。
補語がわからない方はこちらをどうぞ。
この現在分詞は補語としての役割も果たします。なんて万能なんでしょう。
補語はComplements。
SVOとSVOCですね。
The people was running.
その人々は走っていた。
この例文の場合は「running」が補語の役割を果たします。
現在分詞の使い方その3 分詞構文
ではラスト。
現在分詞の分詞構文です。
分詞構文は 2つのことが同時進行で起きているときに使えます。
ポイントは以下の2つです。
- 能動的な動作で使う
- 2つの文章をコンマでつなぐ
受け身の時は過去分詞が使われることもついでに覚えておきましょう。
では例文。
Taking a shower, I was thinking of her.
シャワーを浴びながら、私は彼女のことを考えていた。
詳しくはこちらが参考になります。
まとめ

いかがでしたか。
結構簡単でしたね!
慣れてしまえば現在分詞は余裕です。
定着するまで何度も復習しましょう!
ではまた。