ノックです。
さて今回は、
英語の勉強をする為にスキマ時間を有効に使うテクニックを紹介します。
スキマ時間って1日の中で結構ありますよね。そんなスキマ時間、英語の勉強に生かしている方は意外と少ないのではないでしょうか?
英語の勉強はペンと参考書とノートがなければできないという 固定観念を持っている方も多いかもしれません。
しかし、工夫をすればまさに一日のうちのスキマ時間が勉強時間に早変わり♪
電車の中、移動中、レジ待ち中、その他色んな場面の待ち時間、どうせスマホをいじって時間をつぶすのであれば、その時間英語学習にあてませんか?
日々の30分のスキマ時間、月にして約15時間です。そんな時間がすべて英語学習に宛てられたとしたら…お得ですね。
「塵も積もれば山となる」です。
それではいってみましょう!
スキマ時間を英語学習にあてるメリット
動きながら、せかせかしながら勉強するのって、デメリットばかりなんじゃない?
と、半信半疑の方もいらっしゃると思います。
そんな方のためにスキマ時間を英語学習にあてる メリットを発表します!
記憶に定着しやすい
皆さん、「ドラゴン桜」というドラマを覚えていますか?
落ちこぼれの高校所属、偏差値はどん底の学生たちが東大合格を目指して勉強するドラマです。
そんなドラゴン桜でも紹介された学習法が
動きながら( 運動しながら)勉強する「シンクロ・マッスル学習」というもの。
そのメカニズムは 医学的にも証明されているそうです。
動きながらだと、「かえって気が散乱して覚えられないのではないか」と、動きながらの勉強を避けてきた方もいるかもしれません。
しかし、動きながらものを覚えると
- 脳に酸素をより多く運ぶことができる点
- 覚えたときの景色や動き、色んな感覚的経験と結びついて深く記憶に残る点
などから、「ながら記憶」は実は すごくオススメの勉強方法なんです。
勉強がおっくうに感じない
一日の時間の中から、自ら進んで勉強にあてられるスキマ時間を探す( 能動的に勉強をする)と、イヤだったはずの勉強がかえって嬉しく感じます。
また、それが長く続くわけでもなく、一日のうちのちょっとした時間なので勉強にプレッシャーを感じずに勉強を始め、終わらせることができます。
そうすると、ストレスが軽減され、例えば
「英単語を一日20個覚える!」といった目標があっても、スキマ時間を有効活用すれば
楽しく、ストレスなして覚えられるというわけです。
すべての行動が一石二鳥になる!
色んなスキマ時間を英語学習にあてることで、どんな小さな時間でも無駄にしないところから 達成感を感じることができます。
移動中だったり、何かを待っている時でも、単語を一つでも覚えられたら、得した気分になりますよね。
そんなスキマ時間で毎日毎日伸びていく自分を発見できるので、自分が効率的に目標に向かって努力していることを実感できます。
スキマ時間を英語学習に当てる際の注意点
しかし、注意しなければならないところも沢山あります。
出先では足元に十分注意する
もちろん、二つのことを同時進行するときは、その分 注意が散漫になります。
もしスキマ時間勉強法を皆さんが生活に取り込むとなると、きっと徒歩での移動中にスキマ時間を多く見出すことになると思います。
そんな時、 つまずいて転んで怪我をしたり(特に冬は氷などに注意が必要)、倒れたり降りかかってくるものに気づかず被害をこうむったり、足元にあるものに気づかず 踏みたくないものを踏んでしまったりする危険があることを覚えておきましょう。
外、氷が張っている時や疲れている時など、少しでも
「今日はずっと気を張っていられる自信がない…。」と思うときは やめておくのが無難です。
普段の勉強を怠らない
「スキマ時間を使って勉強しているからいいや~」
と、今までしてきた勉強プランを 怠ってしまうことになるかもしれません。
スキマ時間を有効活用して勉強するのは非常に良い案なのですが、
- ノートやペンを使えない
- 手を動かすことに制限がかかる
- 視覚的、聴覚的にも制限がかかる
- 完全に集中しているわけではない
ぶん、できる勉強は限られてきます。
いちどやった分野の復習やリスニング、単語の勉強には有効ですが、
しっかり机にむかって集中しなければならない長めの長文読解問題や、正誤問題などはできないです。
ですので、スキマ時間を使ってできない勉強は、そうでない時間にしっかり埋め合わせないと
英語学習に ヌケができてしまうので注意です。
忘れものには注意
さきほども書いたように、同時進行するときには 注意が散漫になりがちです。
ここで紹介する「ながら勉強」は、
- 怪我をしない
- 忘れものをしない
- 予定が崩れない
といったように、自分が あるべき動きを無事にこなしてこそ意味があるのです。
スキマ時間を使って勉強をしていたから、道で滑って腰を打って怪我をしてしまった
などの事態になったら、元も子もありません。
特に、なにか他のことに集中している時には、 忘れ物が多くなってくると思いますので、忘れ物をしないように気を付けましょう。
どんな時にどんな勉強方法がおすすめ?
歩行中:Bluetoothイヤホンでポッドキャストを聞く
実はちょっと前にBluetoothイヤホンを買いました。長いコードがなくなり超快適になったおかげか、
英語の勉強がすごい捗るようになりました!
以前までは、
いちいちバッグからイヤホン出して、絡まっているのを直したりと結構時間を食ってたんですけどそれがなくなりました。
さらに、歩きながらいつも音楽を聞いていたのを止めて、 ポッドキャストに変えました。
そうするとあら不思議。
英語の勉強時間に変身!
別に音楽なんて無理して聞かなくてもいいんだなと思いました。
代わりに、英語のポッドキャストを聞いてた方が絶対身になるし、将来的にも幸せになれると思います。
レジに並んでる時:スマホアプリで単語の勉強
以前はレジで並んでる間はボケーっとしてましたが、
そこもスマホアプリで単語の勉強をするようにしました。
たかがほんの数分ですがチリも積もれば山となります。
この一瞬だって1日の中では大切な時間ですからね。
ちなみに私は、以前の記事で紹介した「瞬間英単語600点」というスマホアプリを使ってます。
これ、ものの1分くらいで単語テストができちゃうんですよ!
超オススメです!
信号待ちしてる時:スマホアプリで
信号待ちしてる時でも勉強時間になります。
私はスマホアプリをもっぱら使います。
歩行中にポッドキャストでリスニングした英単語が何と言っているか答え合わせもできますね。
あ、もちろん青になったら速攻でスマホを閉じて渡って下さいね。
エレベーターの中でもスマホアプリ
これ意外と盲点なんです。
私の仕事上、自宅と職場の往来が多いので1日中頻繁にエレベーターを利用します。
そんな時でもひたすら単語アプリ!
ここでやるとやらないとじゃ後々差が開きます。
車の中:聞き流しのリスニング学習
車で通勤される皆さんは車の中でもスキマ時間を見出すことと思います。
そんな皆さんにおすすめしたいのは、 聞き流しのリスニング音源です。
車の運転中は、
「運転に集中するべき時(注意が必要な時)」
と
「信号を待っている間など(注意が不必要な時)」
など、集中力の度合いが非常に変わりやすいスキマ時間です。
ですので、無理に集中して単語を覚えたり、一つ一つ集中して勉強しなければいけないもの、
ましてや、視覚が必要なものはもってのほかですね。
あくまでも、「英語に少しでも触れ合う時間」として、聞き流しトレーニングくらいに留めておくのが無難です。
電車の中:スマホで英語学習
電車の中は、到着地につくまで待っているだけですから、立っている時も座っている時も、
- 視覚
- 手
- 聴覚(イヤホンを使うなどして)
は自由に動かせます。
ですので、皆さん電車の待ち時間の中では制約が少ないので、ある程度幅のある勉強ができます。
この時におすすめなのが、
- 単語アプリ
- 文法の本を眺めて予習・復習
- 英語の本を読む
- リスニング音源を聞く
などなど、様々な勉強ができます。
デート中も英語学習!?
日常生活の中には、大切にしなければならない人付き合いがありますね。
社会人として英語の勉強を始めた人など、同時に複数のことを頑張っている人は、勉強に集中しすぎて、大切にしなければいけない時間も「時間がもったいない」と思ってしまいがちです。
(「いわなくてもわかるよ!」という方もいるかもですが、結構ありがちな失敗なので注意)
デート中、あるいはいつも支えてくれている家族との時間の中でもスキマ時間を見つけようとやっきになってしまうのはNGです。
大切な人と過ごすときには 勉強モードをオフにして、その人との時間を大切にしましょう。
スキマ時間の英語学習を長続きさせるコツ
スキマ時間学習が自然消滅してしまわずに、長続きさせるコツは何でしょう?
好きな勉強だけやる
「ながら勉強」だからこそ、英語の勉強の中でも 「好きな分野」にフォーカスしてとりいれるのがいいです。
あるいはスキマ時間ときたら必ず単語、というように無理に生活に適用したりせず、
「帰り道にはイヤホンを付けて単語を聞く」
「疲れていて、スキマ時間勉強をしたくない時はしない」
など、自分が好きな時間にフォーカスしてとりいれるのがオススメです。
なぜかというと、この勉強の良いところはストレスを感じにくいところ。
移動中や運転中など、他のことですでに少なからずストレスを感じている時に、いやいや「自分が嫌いな」勉強まであてがってしまったら、 非常に強い圧迫感を感じてしまいます。
洋楽やドラマの音声も取り入れる
好きな勉強にフォーカスして、といいましたが
単語や参考書の持ち歩きをしなければいけない時点ですでにストレスを感じてしまう人には、洋楽やドラマの音声を聞き流すこともオススメです。
あらかじめ歌詞の流し読みで意味を確認すれば、英語の音楽を楽しく聴いている時間も
「 英語と触れ合っている時間」となりますからね。
手軽なアプリを応用する
上記にも書きましたが、 アプリは非常に便利です。
スマホアプリは比較的最近できてきた学習ツールなので、あまりなじみのない方も多いかもしれませんが、アプリショップで検索してみると、普通の単語帳と変わらないくらいのハイクオリティなアプリもあります。
ぜひぜひ、自分に合ったアプリを見つけて、英語の勉強に役立てましょう!
まとめ
どうでしたか?
1日って思った以上にスキマ時間が多いです。
スキマ時間勉強法が自分に合うな、と思う方はぜひご自身のライフスタイルに取り入れてほしいなと思います。